剣盾S27シングル最終55位 ダイナオーガ軸
はじめまして。うなおといいます。
TN:レイザー → ランブリングで潜っていました。
自己最高順位(55位)、最高レート(2024)を達成できたので、記念に残します。
初めて構築記事を書くので読みづらい点等あるかもしれませんが、興味のある方は是非御覧いただければうれしいです。
【構築経緯】
初の禁伝2体ルールということで、いろいろな禁伝を試していたところ、対戦相手が使っていたコスパダイナに何度も詰まされたため、使う側に回ることにしました。
ダイナがカバルドンの起点になってしまうことが多かったので、相方にはカバルドンに強く、環境に多いザシアンにも有利をとれるスカーフカイオーガを採用しました。
この2体だとイベルタルなどの高火力アタッカーに崩された後、裏の受けポケモンで詰めきられることが多かったので、ムゲンダイナで相手のダイマを枯らした後に裏から崩しができるポケモンとして、珠霊獣ランドロスを採用しました。
ここまででゼルネアスと日食ネクロズマが重たかったので、ヌケニンとテッカグヤをそれぞれ採用しました。
6体目は最後までいろいろなポケモンを試しましたが、ムゲンダイナに負けないようにハピナスを採用しました。特殊イベルタルやカイオーガにも強いと思っての採用でしたが、選出すると相手の物理枠が重たくなりすぎるので、ほとんど見せポケになっていました。
【個体解説】
ムゲンダイナ@黒いヘドロ
特性:プレッシャー
性格:臆病
247(252)-*-135(156)-166(4)-125(76)-168(20+)
火炎放射 毒毒 コスモパワー 自己再生
S 最速100族抜き
先制でコスモパワーを積めれば、相手のダイマを1匹で枯らして誰にも突破できない鉄壁の要塞となることができます。突っ張ってくるマンムーやガマゲロゲを何度も積みの起点にしました。
受かっていなくとも絶妙な耐久と自己再生のおかげで相手のダイマを1体で枯らせることが多く、裏のランドロスがダイマで全抜きする準備を整えやすい点も良かったです。
攻撃技はマジカルフレイムとの選択でしたが、相手のコスパダイナと対面した際に火傷によるTOD勝ちを狙える火炎放射を採用しました。
遂行速度が遅く、相手の積みの起点になりやすかったため、不利対面をつくらないよう立ち回ることが重要だと感じました。
カイオーガ@拘りスカーフ
特性:あめふらし
性格:臆病
176(4)-*-110-202(252)-160-156(252+)
潮吹き 熱湯 冷凍ビーム 雷
スタンダードなスカーフカイオーガです。
高速・高火力のアタッカーとして採用しましたが、全員何らかのカイオーガメタを用意しているため、かなり選出しづらいと感じました。
しかし、有利対面をつくったときの破壊力は凄まじく、出せた試合ではよく活躍してくれたと思います。
また、環境に珠カイオーガが増えていたため、型誤認によりアドバンテージをとれたことも何度かありました。
霊獣ランドロス@命の珠
特性:威嚇
性格:陽気
165(4)-197(252)-110-*-100-157(252+)
珠ランドロスが受かっていない構築に対しては、いかにランドロス崩せるかを考えて立ち回っていました。
ムゲンダイナで相手を疲弊させてからの全抜きエースとなるほか、不利構築に対しては初手からダイマをして強引に数的有利を取りに行くことも多かったです。
剣の舞を使用することはほとんどなかったので、サイクル戦で有利に立てるステルスロックでも良かったかもしれません。
テッカグヤ@食べ残し
特性:ビーストブースト
性格:図太い
204(252)-*-163(204+)-127-121-88(52)
火炎放射 身代わり 守る 宿り木の種
S 相手のテッカグヤ意識
日食ネクロズマ意識で採用しましたが、シーズン後半では対策が進み、珠や熱風持ちに返り討ちにされることが増えました。
別のポケモンと代えることも考えましたが、有利対面をとったときの相手への負荷が大きい点を評価し、使い続けました。
レート2000達成後の試合ではテッカグヤ1体でTOD勝ちしたこともあったので、代えなくて正解だったと思います。
ハピナス@万能傘
特性:天の恵み
性格:穏やか
330-*-62(252)-96(4)-205(252+)-75
トライアタック 火炎放射 眠る 卵産み
相手のムゲンダイナをみる枠
毒毒持ちにも勝てるように眠るを採用していますが、メテビダイナには勝てません。
物理イベル、ボディプレディアルガにもカモにされたので、見直すならこの枠かなと思います。
TODで圧倒的に有利に立てる点は安心感がありました。
ヌケニン@タスキ
特性:ふしぎなまもり
性格:意地っ張り
1-156(252+)-65-*-50-92(252)
かげうち ポルターガイスト 鬼火 こらえる
ゼルネアスやカイオーガなど、打点がないポケモンに対して安定した引き先になれる点を評価して採用しました。
環境にカバルドンが多かったのは向かい風でしたが、うまくカイオーガとカバルドンとの対面を作れればそのまま相手のポケモンを1体倒せることが多かったので、相手にカイオーガの潮吹きに対する引き先がいない場合は2体で選出することも多かったです。
また、タスキとの相性が良く、終盤に増えた黒バドレックスに突っ込んだり、ヌケニンに打点があるザシアンであっても鬼火を撃つチャンスを1回作れるという点が強かったです。
【選出】
相手の並びを見て決めていたため、基本選出はありません。
よっぽど不利な構築以外はムゲンダイナを選出し、残り2体は受けと攻めどちらに寄せるか相手の構築から判断していました。
初手にはムゲンダイナを出すことが多かったですが、黒バドレックスなど引き先がいないポケモンがいる場合には、ランドロスで初手ダイマするかスカーフカイオーガで上から破壊するようにしていました。
【きついポケモン】
多分、当たった試合すべて負けてます。
終盤Wキュレムが増えていた気がするので、当たらないように祈ってました。
<テッカグヤ>
基本的に突破できないので、サイクルの中でこちらのテッカグヤを有利に展開することで、TODに持ち込んでいました。
メテビとかのアタッカー型がきたら即降参です。
【最後に】
今期は最終日もその次の日も仕事だったため、がっつり潜れるのは直前の土日しかないと思い、土曜日に2ロムを2000手前まで上げることができました。しかし、日曜日にプレイングと運が絶不調になって1ロムが溶けてしまったので、結局最終日は1ロムで特攻することになりました。こんな調子で大丈夫かなと思っていましたが、運にも助けられてなんとか自己最高順位、最高レートを達成することができてほっとしています。
ここ最近レート2000を取ってから怖気づいて潜らなくなるというパターンを繰り返しているので、しっかりとメンタルを鍛えて次は2050を目指したいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
構築に関する質問等あれば、@unao_pokeまで御連絡ください。